夢を叶えるため、フリーランスになりました。

37歳で、スキルなしOLからPPTデザイナーとして独立する記録

このままだとマズイと思ったきっかけになった本

こんばんは。Tomomiです。

今回は、私が『正社員を辞めてフリーランスに移行しようと思い至った経緯』について、お話しさせていただきます。

とはいえ…本当に色々なきっかけや出来事を重ねてきてフリーになりました。

なので、経緯の全容は、この後いくつかの記事にわけてご紹介したいと思っています!

今日は、本当に最初の最初「このままだとマズイな」と思った最初の一歩について、ご紹介します。

『変わりたい』と思った最初の一歩

ぬくぬくとのんびりOLライフを満喫していたものの、心のどこかで「このままでいいものか…」と悩んでいた時に出会った1冊の本が、『変わりたい』と思った一番最初のきっかけになりました。

その本は、有川真由美さん【働く女のお金のルール】という本です。

この本を読んで、『現状から新しい方向へ歩いてみよう』と思えることができました。

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当時、この本を手に取った当時は35歳。

最初は『そろそろマネーリテラシーを上げていこっかな』と考えて、本書に興味を持ったのですが、この本が書いてあることは、マネーリテラシーに関することというより

“働く女性が生涯お金に困らず豊かに生きていくための生き方”

が書いてある生き方指南書のような感じです。

具体的には、『60歳で毎月10万円稼げる女性になろう』というコンセプト。

当時の私は、「60歳以降の生き方」について結構思案していたので、このコンセプトに結構興味を持ちました。

ちなみに、有川真由美さんの【働く女のお金のルール】は、シリーズ発行されていて、【働く女の仕事のルール】という本もあります。ご興味のある方は是非!

『60歳で毎月10万円稼げる女性になる』

本書の内容をざっくり説明しますとー

お金は無職にあれば、数年でなくなってしまう。老後の足しになるのは初期の数年間。それであれば、毎月の貯金額から一定額を自分に投資し、60歳になった時に自分の力で稼ぐことができる女性を目指していこう!

というものです。そして…

60歳以降、稼げる方が人生は断然に楽しい!

老年期に「人のためにできることがある」ということは、深い喜びを感じることができ、豊かな人生を送ることができる。

と続き、この部分を読んで、めちゃくちゃ影響を受けました。

そこからは

「私も、60代・70代と歳を重ねていくごとに、自分の力でイキイキ仕事を楽しめる女性になりたい!」

そしてさらに

「今の仕事は、生涯を通して続けていくべき仕事なのか」「会社員を続けて、定年退職後はどのように働き方をシフトすればいいのか」

ここを真剣に考えるようになりました。

35歳でこの考えに行き着くとか、正直遅い気づきですね。恥ずかしいです。。
今の若い世代は、このあたりちゃんと考えているように思います。

生涯稼げる「稼ぎ力」のある女性になるためには

生涯、つまり、60歳以降も「稼ぎ力」のある女性になるためには、自分の中に『提供できるもの』を構築していくことが必要であると本書では言っています。

どういうことかというと「会社なしでは生きられない仕事人になってはいけない」ということ。会社の外を意識して、稼ぎ力を身に着けていく必要があるということです。

現代は、すべての人が、フリーランスになる時代。
「自分はこれができます!」と言える自分になることから始めよう、と紹介されていました。

そして、この一文を読んだときに、私は、15年近くオフィス系の正社員を続けてきたものの、これと言って自分の中に『提供できるもの』そのスキルがないことに気づきました。悲しい、、、。

そんな私みたいな「スキルなし人間」へのアドバイスとして、本書では、まず『提供できるもの』をつくっていくことから始めようと紹介されていて、その切り口は以下の2つに整理できます。

 

自分の「やりたいこと」「夢中になること」「好きなこと」をはじめる

  • 本当の豊かさを手に入れたいなら、自分の「やりたいこと」「夢中になること」「好きなこと」を仕事にすること。
  • そしてその興味のある分野を、少しでも仕事にしてみる。
  • 最初はちいさなことから、週末を利用して、興味があることの副業・アルバイト・ボランティアから始めてみる。

「人に喜んでもらえること」をはじめる

  • 人生の最大の喜び、そして、仕事の本質は、人の役に立つこと。
  • 「いくらもらえるか」を考えるのではなく、「どれだけ人を喜ばせられるか」を考える。
  • “自分目線”ではなく、“相手目線”で「相手が求めてくれること」を考える。
  • 人が喜んでくれる笑顔を想像して、夢中で取り組む。
  • 自分のスキルに「人を喜ばせるもの」があるときはそれを提供すればいいし、自分のなかにそのスキルがなければ、それをつくっていく。

自分の中に『提供できるもの』がないなら、自分自身が好きな分野人に喜んでもらえる分野のスキルを身に着けていく必要があるということです。

生涯、夢中に仕事をしていきたい

私は「働くこと」が好きで、もともと、仕事を通して、誰かの役に立ったり、誰かに喜んでもらいたい…できれば生涯この感覚を実感していきたいとは思っていました。

なので、本書のコンセプト「自分の中に、人に喜んでもらえ、尚且つ、自分が好きな分野のスキルを身に着け、生涯の仕事とし、豊かに生きていこう!」という内容に大変共感したことを覚えています。

一方で、今の仕事は管理部内のオフィスワークであり、「人に喜んでもらえている」という実感をあまり持てずにいました。

生涯の仕事は、もっと「喜んでもらえている」「役に立っている」という実感が持て、そして、私自身も仕事を楽しむことができる、そんな働き方を目指していこうと志したのが、最初の一歩です。

もし、仕事をがんばってこなしているものの、将来への漠然とした不安や、現状への不満を抱いているのに「もうこんな歳だし…」って思い、動けないでいる方がいれば、是非本書を読んでみてほしいです。

本の著者も、30代半ばでライター目指して上京された方ですし、「人間10年やってみればなんだってプロになれる」と言ってくれています。

40歳からなにか新しくはじめても、10年後の50歳にはプロになれているなら、年齢関係なく、一歩踏み出す勇気みたいのが、わいてくると思います。

まずは週末アルバイトを

仕事を楽しむ方向へチェンジするために、まず私がしたことは、週末アルバイトでした。

本の中の「まずは興味のある分野について、小さいことからはじめてみよう」というところを実行した感じです。

アルバイトは、現状のオフィス系ワークから内容をガラリと変え、私自身、興味が持てて、好きな分野にチャレンジしようと決め、そこで見つけたのがピラティススタジオでのフロントの仕事でした。

もともと「美容」に興味があり、美容分野の中でも「ピラティス」という、より内側・土台からアプローチできる美容サービスに興味を抱き、応募しました。

この週末アルバイトのお話は次回の記事にします!

 

それでは、また。ご覧いただきありがとうございました。