夢を叶えるため、フリーランスになりました。

37歳で、スキルなしOLからPPTデザイナーとして独立する記録

退職を決意した理由

こんばんは。Tomomiです。

私は現在、正社員の会社を辞めてフリーランスとして働いています。

正社員の会社を辞めようと思った表向きな理由は、やりたいことが見つかったから(具体的にはこちらをご参照)なのですが、その内実は、会社に対する不満があって辞めることを選択したというのも正直なところです。

今日は、私が退職を決意した理由について紹介していこうと思います。

正社員時代の会社について

私が所属していた会社は、マザーズ上場の100人規模の会社で、創業20年くらいのベンチャー企業でした。

所属していた期間は2年半です。

新卒から数えて、4社目の会社でした。

内容としては事務系の仕事で、2つの領域を兼任している形でした。

会社を退職しようと思った理由

私が退職を決意した理由は、大きく分けて3つあります。

  1. 組織内に頼れる人がおらず、成長できる期待感がもてなかった
  2. 上司が尊敬できなかった
  3. 仕事の内容自体にやりがいを感じられなかった

組織内に頼れる人がおらず、成長できる期待感がもてなかった

『この組織で、この上司の下で仕事をしていけば、成長できそう』と全く思えなかったのが、退職を決意した一つの要因です。

私が担当していた業務は、専門知識を要する業務であったため、上司に相談したり、判断を仰ぎたい場面が多々ありました。

しかし、当時の上司は私が担当していた業務に精通しておらず、判断が下せないケースがあり、その場合はCFOに相談をしたり、判断を仰いでいました。

ただ、CFOは「上司」の「上司」というわけではないため、組織上、気軽に何でも相談できる関係ではありませんでした。

自分が担当している業務の判断やアドバイスを求められる人材が同じ組織にいないというのは、本当に心細いし不安です。

そのことを一度上司に相談したこともあったのですが「誰だって最初は不安だよ」みたいな慰め方をされて終わってしまいました。

そうすると、仕方なしに自力で業務を進めるのですが、たった一人で業務を抱えても、常に「このままでいいのか」という想いはあり、「成長できている」と自覚することは難しいです。

逆に言えば、『好きな仕事』『やりがいの持てる仕事』でなくとも、“この人の下で仕事すれば、なんか成長できそう!”という期待感の持てる環境であれば、続ける意義はあると思います。

上司が尊敬できなかった

直属の上司と相性が合いませんでした。

最初は、『苦手意識』から、そして最終的には全く信用ができなくなってしまいました。

信用が出来なくなってしまった要因は「守ってくれない」というところでした。

会社ですから、組織間で揉めてしまったり、組織間の調整が必要になるケースは多々発生します。

そんな、会社で揉め事が起きた時、どんなに大変でも・どんなに波風が立ってしまっても、自分の部下の意向や考えを尊重し、最後まで戦ってくれる上司に、ついていきたいって思えるじゃないですか。

ですが私の上司は、基本、「自分の部下のせい」にして、丸く収めてしまうところがありました。

そういう無責任さだったり、正義感のなさを目の当たりにして、私は上司を信用することができなくなってしまいました。

仕事の内容自体にやりがいが感じられなかった

仕事なんだから、「やりがいなんて甘いでしょ」って思われるかもしれませんが、「どうせ仕事をするなら、熱意を込めて、楽しくやりたい」と私は思います。

そして、その熱意や楽しさが全く感じられなくなってしまったというのが、3つ目の要因です。

こう思うようになってしまったのは、前述した「組織の人間関係」が影響してしまっていると考えます。

やりがいが持てなくても、尊敬できる人が上にいれば、信じて頑張れます。

逆に、業務内容にやりがいが持てていれば、そのほかのこと(人間関係・待遇面)への不満なんて大した問題ではなくなってくるのかもしれません。

並行して私は別の分野で“やりたいこと”を見つけることができたので、それを目指したいと思い、退職を決意しました。

まずは「自分がなにをやりたいか」

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やりたいことが仕事にできている。目指しているビジョンと仕事内容が一致している。

そんな状態であれば、上司への不満や待遇面への不満は目に入らなくなるのかもしれません。

上司は変わるかもしれないし、待遇面は、仕事に対する情熱は、おのずといつかは収入にもつながってくるものだと考えています。

まずは、自分がどんな仕事をしていきたいのかを、いつでも、いくつになっても継続して考えていくのがよさそうです。

その「自分がしたい仕事」ができる会社が、結局一番いい環境です。

人間関係や待遇面を会社選びの軸にするより、「自分がしたい仕事」を軸にしたほうが会社員人生は安定すると思います。

我慢しないことが大事

人間関係(特に上司との関係)で悩んでいる場合、我慢せず、思い切って辞めてしまっても大丈夫です。

私は辞めた結果、そう思います。

今の時代、星の数ほど会社はありますし、突出したスキルがなかったとしても、半年くらい準備すれば、フリーランスで通常のOLくらいの収入は得ることができます。

我慢して続けるなら、自由に好きなように働ける準備を仕事しながらしてみませんか?

私がスキルなしOLからフリーランスで安定した収入を得ることができるようになった経緯は、またほかの記事でご紹介します。

それでは、また。ご覧いただきありがとうございました。