夢を叶えるため、フリーランスになりました。

37歳で、スキルなしOLからPPTデザイナーとして独立する記録

30代でもう一度「自己分析」②

こんばんは。Tomomiです。

前回の記事では、やりたいことが見つかったあと、そのやりたいことを『より自分らしく』『より楽しく』働くために、私が実行した自己分析のオススメ1点目を紹介しました。

今回は、オススメ自己分析の2点目をご紹介しますが、それはずばり「ストレングスファインダー」です。

ストレングスファインダーとは

ストレングスファインダーとは、米国のギャラップ社が開発した「自分の持って生まれた資質」を診断できるツールです。

ストレングスファインダーの公式サイトにて、177個の質問に答えることで、自分の「資質」=「才能」が導き出される…というものです。

前回の記事で、「自分が本当にやりたい・やるべき仕事」というのは、「自分の好きなこと」「自分が得意なこと」「自分が大事にしたいこと」の3点が掛け合わされたところであるとお話ししました。

その中で、「自分が得意なこと」って一番よくわからなくないですか?

「好きなこと」は、単純に興味のある分野ですから、見つけやすい。

「自分が大事にしたいこと」は、つまりは“自分の価値観”ですから、『世の中や周りの人々にこう役立てていきたい!』とか『世の中や周りの人々にこういうものを提供したい!』という想いみたいなものは、生きている過程で生まれてくるもの。

ただ、「自分が得意なこと」というのが、自分事になるとよくわからないな…と思いました。

「得意なこと」というものは、自分としては無意識的にできてしまっていることなので、それが「自分が得意なこと」であると認識することは難しいようです。

私は実際、八木仁平さんの自己理解メソッドを活用した結果、「自分が得意なこと」が一番思い浮かばなかったです。

周りの人から「あなたの得意なことはこれです」って言ってもらえたら、とても助かりますが、なかなか人に「私が得意なことって何だと思う?」とは聞けないものです。

そこで活用できるのが、客観的に「自分では気づきにくい才能・得意なこと」を見つけ出してくれるツールであり、それが『ストレングスファインダー』です。

ストレングスファインダーから導き出される『資質』

ストレングスファインダーには、34の資質が用意されていて、その中で自分が持って生まれた資質・才能がどれなのかを診断できます。

34の資質は以下のとおりです。

f:id:tomomi_design:20220403101024p:plain

ストレングスファインダー34の資質

34の資質は、大きく4つのグループ「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考」に分類され、それぞれのグループが持つ特徴は以下のとおりです。

  • 「実行力」…物事を成し遂げる力。思考よりも行動の優先順位が高い。
  • 「影響力」…周りの人を巻き込む力。考えを広く外部に知らしめようとする。
  • 「人間関係構築力」…強固な人間関係を構築する力。みんなと共に行う資質。
  • 「戦略的思考」…あらゆる可能性に目を向ける力。情報を取り入れて分析し、適切な判断を下す。行動よりも思考の優先順位が高い。

ストレングスファインダーを受けることで、この34の資質のうち、自分が持っている資質の上位ランキングを知ることができます。

ストレングスファインダーを受けた結果

私が受けたストレングスファインダーの結果はこんな感じでした。

  1. 最上志向「影響力」
  2. 目標志向「実行力」
  3. 責任感 「実行力」
  4. 収集心 「戦略的思考」
  5. 未来志向「戦略的思考」

f:id:tomomi_design:20220403102852p:plain

ストレングスファインダーの診断結果

 

診断結果から、私の持つ「資質」が見えてきます。

最上志向「影響力」

  • どんなことでも良くしていきたいという向上心がある。
  • 何かを極めたいという気持ちが強い。

目標志向「実行力」

  • 目標を定めてまっすぐに突き進むことができる。
  • 目標が定まるとモチベーションが高まり、最高のパフォーマンスを発揮できる。

責任感 「実行力」

  • 約束したことは必ず守り、周りの人から絶大な評価を得ることができる。
  • 他人や自分に約束したことを実行できている状態が好き。

収集心 「戦略的思考」

  • 好奇心旺盛で、物や情報を集めることが好き。
  • 集めた情報がいつか役に立つと考え、保管する。

未来志向「戦略的思考」

  • 未来の事柄やビジョンを鮮明に描くことのできる資質。
  • 描く未来図で周囲の人にエネルギーを与えることができる。

ストレングスファインダーを受けて見える私の才能

ストレングスファインダーの結果から見える私の才能として、私自身は以下のように把握することができました。

向上心を持って、自分のやりたいことに向かって突き進むことができる

自分のやりたいこと・成し遂げたいことに対して、目標を設定し、その目標通りに突き進むことができる

自分に「やる」と約束したら、達成できるまで突き進むことができる

未来のビジョンを描き、そのビジョンに向かって突き進むことができる

ランキング1~3の最上志向・目標志向・責任感と、ランキング5の未来志向から、とにかく「やりたいこと」「好きなこと」「目標」に向かって、思いっきり突っ走れる感じなんだな…笑 と思いました。

f:id:tomomi_design:20220403111638j:plainあと、面白いなと感じたのが、ランキング4の収集心で、確かに、色々調べて、勉強して、知識を収集することが元々好きだったので、「それって才能だったんだ」と意識することができてよかったです。

本当に大雑把ですが「目標に向かって突っ走るバイタリティーと、知識収集力はありそうだから、いろいろ考えずに、やりたいことに向かって突き進んでみよう!」と思えたのが、ストレングスファインダーを受けた感想です。

また、要所要所で、「自分の強みは『向上心』『目標設定』『責任感』『情報収集』『未来志向』だ」と、単語で出てくるので、苦手なやり方を避け、得意なやり方に軌道修正して物事を進めることができるようになったのは大きなメリットです。

例えばこんな感じで行動を「資質」にあわせてチェンジすることができます。

  • なんでもまずは予定を立てよう。そうすれば予定を達成するために馬力がでる。
  • 最上志向があっていつまでも凝りやすいから“ほどほど”を覚えていこう。
  • 過去にフォーカスされている際は「これからの話」に軌道修正しよう。

ストレングスファインダーコンサルを受けようと思っています

ストレングスファインダーを受けると、自分の持っている資質がわかります。

ただそれだけでは、具体的に、その素質を「正しく活かす手法」までイメージしにくいものです。

私もザックリとした長所が分かった程度で、じゃあ、どんな風に生き方や働き方に活かしていったらよいのか、正直まだちゃんと見えていない状態です。

そのため、機会があれば「ストレングスファインダーコンサル」を受けようと思っています。

ストレングスファインダーコンサルを受けることで、自分のもつ5つの資質を組み合わせ、自分の強みをもっとも発揮できる手法が見えてくるみたい。

ストレングスファインダーコンサルを受けたら、またその結果もシェアしていきます。

 

次の記事では、参考になった自己分析手法の3つ目を紹介しますね。

それでは、また。ご覧いただきありがとうございました。